川泉ポメ@映画感想日記

川泉ポメの日記。映画や本の感想を描く用のブログ

スパークル/ホイットニーヒューストン

 

 デトロイトで音楽に夢見る姉妹が夢をかなえたり夢に潰えたり…。

素敵な曲がたくさんで、ドレスも可愛くてゴージャスで

ホイットニー熱唱も満喫できるんだけど

黒人の女性シンガーの映画は

ダメ男に引っかかる>薬>ドメスティックバイオレンスでひどい目に合うっていうストーリーをたどりがちで現実的な話なのは分かるけど

「またDVか…重い…」

って、どうしても思ってしまいます…。

でも、「TINA」

 

TINA ティナ [DVD]

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とは違って暴力夫をてやっとやるところは

悲惨なシーンながらちょっとだけ救われます。

この3女がすごく現代的で、気が強くて、お姉ちゃん思いで、すごくいいなあっておもいました✨

Silicon Valley

 

 huluでドラマ「Silicon Valley」を見ています。

IT企業ののスタートアップをめぐる技術者男性5人によるボンクラで楽しい毎日。

技術をパクられたり、訴訟を抱えたり、お金のいろいろに苦しんだり、外部から来たクソCEOにひどい目にあわされたり…。

キャラクターが結構ずるかったり意地悪だったり、ダサかったりも共感できる感じです。

あとは友人を裏切ったり裏切られたり、些細なことで激高して大事な商談をダメにしたり、仲間への嫉妬心も見てて楽しい!

 

IT技術者のお話なので、アジア系の外国人も多いけど日本の扱いは基本的にネタ枠です…エスニックジョークも多いけど、あんまり嫌味な感じではないかなー

あと下ネタもむちゃくちゃ多いけど、アメリカのドラマとか映画とか後ろでやる方の行為のネタがやたら多くない?!なんで?!

ヨーロッパの映画はそんなに感じないし、アジア映画でもそんなないと思うんだけど…なんでだー気になるー…っていうのが続く毎日です。

あと一話30分で、忙しくてもちょいちょいって見れるので気軽に見れます。

めっちゃおすすめです

ゴーストバスターズ

 

 


ゴーストバスターズを字幕3Dで見てきましたー!
もともと、旧作のゴーストバスターズは見たことなかったんですけど
SNLのメンバーが主演してるというのを聞いて、あのメンバーなら間違いはないだろう!って思ってみてきたんですけど

その通りでしたーーー!!!!!!

お話は楽しくて、CGもすごくてギャグもめちゃくだらなくて

あと、ゴーストバスターズチームのメカニック担当のケイト・マッキノン演じるホルツマンが!!!!!
ホルツマン最高すぎて…!!!
やっぱ二丁拳銃は最高ですよね。やることなすこと、全部かっこよくって
最後のゲストキャラとのいちゃらぶ感さいこうだった!!!
クリステン・ウィグ演じるエリンも…頭はいいけどダサくて弱くてイケメンに弱くてw
メリッサ・マッカーシー演じるアビーへの引け目と友情にぐっと来ました。
アビーもギークなんだけど、すごくタフまっすぐでめちゃかわだった…!
レスリー・ジョーンズ演じるパティは体は一番大きいけど、コワイの苦手だったりして可愛かったです。

でもこのエリンでアビーでホルツマンでパティな4人はどうみても
クリステン・ウィグメリッサ・マッカーシーでケイト・マッキノンでレスリー・ジョーンズにしか見えないのがいいのか悪いのか…。

あと、ローワンも個人的には嫌いじゃないです。
カードとしてはギークギークで切ない…。

個人的に大好きなのは、序盤の物件探しで街を歩くシーン。
SATC風にNYを歩く女4人をカメラが背面からの表に来るとSNLのメンバー
>豪華な物件から>ヘボ物件に引っ越しっていうの、めちゃ楽しかった!

クリステン・ウィグは本当にキュートなコメディエンヌで
ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプランの印象が強いけど、ローラーガールズダイアリーのマギーもすきです。

ケヴィンはおばかだけど、キュートで憎めないところが可愛かったなー。

************

ところで、吹き替え版はホルツマンをぱくろみさんが吹き替えてるらしいので
行くしかないです!!!

愛とセックスとセレブリティ

愛とセックスとセレブリティをHULUで見ました!

 

愛とセックスとセレブリティ [DVD]

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アシュトン・カッチャーがお金持ちの年上女性をたぶらかしつつ、若くてかわいい女の子も適当につまみ食いしつつ楽しく暮らそうと頑張る話。
映画の主題は、イケメンの顔を体とセックスをたくさん見てね!…ってことなんだろうけど、それ以外に何にもないのが逆に新鮮でした。

デミ・ムーアと婚姻中のアシュトンによくこういうアイロニカルなキャスティングをするなぁと驚くばかりです。。。!

 

それはそうとこの作品にお金持ちの弁護士役で出てるアン・ヘッシュさんの最新作をwikiで調べてググったら

 

 この映画のコワイ画像だらけになってめっちゃビビりました……

でも見たい!お話し詰まんなくても耐えられるビジュアル力ある!

 

シン・ゴジラ見てきました!

シン・ゴジラ見てきました!
みんな言ってるけどめっちゃよかったです。

川崎のIMAXで見たのですけど、公開2週目の日曜日だけど満員でした。
他と見比べてないのでどうこうってあんまり言えないんですけど音響はやっぱりすごかったです。
上映中、誰か後ろの席でおしゃべりしてて「うるさいなー」って思ったら、それはよく聞いたら演出で、本当に自分のちょっと後ろくらいで聞こえましたねー!

※注意 ネタバレします。

 

シン・ゴジラ音楽集

シン・ゴジラ音楽集

 

 


ゴジラは最初の形態めちゃ可愛くて、めだまー!!!
目玉がよかった…!!!
あの可愛い形態で、なぜか蒲田の呑川から上って来て、昼間だし絵的にはそんなに怖くないんです。
「なんで呑川wwww」なんて思ってたんですけど、その怖くないはずの
第一形態のぐろ可愛いゴジラが川を遡上すると、まるで311の時の津波の映像みたいに川が船やがれきで埋まって逆流してみんなが逃げまどって
ようつべの津波の映像みたいに、ぼーっと眺めてる人もいればゴジラスマホで撮ってる人もいて
すごい怖いしヤバいけど、ここから離れれば命は助かるし「ヤバくない?!逃げた方がいい?!」って感じの怖さでした。

鎌倉から再びインしてくる時は昼間だし、絵的にはやばい、来た!くらいなんだけど
鎌倉の見たことあるお寺や海岸にやって来て、あれ?でかくない?!って思ったら、横浜や川崎がめっちゃ蹂躙され放題…鎌倉からインしてなんで扇島?!?!…って思ったりもしたけど、扇島いいよね…わかる!
それから、東京と神奈川の間にある多摩川河川敷で自衛隊が総力をあげて向かい打つ……かっこいい…!!!!!

なんだかんだで突破されて、都内。

ルート的に渋谷に来るのかなーって思ったけど違ったんご!

それから、夜のゴジラは本当に破壊神の名を欲しいままに、飛ぶものは破壊光線で撃ち落とし、地面を這うものは放射性のゲロで焼き殺す。

最初の可愛かったゴジラの「もしかしたら、保護・捕獲が可能なのでは?!」って雰囲気はみじんもなくなって
ただ、手の施しようのない巨大な災害を、テレビで見てるみたいな…夜の黒と炎の対比が死ぬほど美しいけど死ぬほど絶望的で。

あとは無人在来線爆弾めちゃ面白かったです。すき!
それと、あのコンクリ流し込む機械でゴジラを倒しに行く作業をする人は実質特攻に等しいと思うんだけど、そこのヒロイズムをまったく書かなかったのがすごく潔かった。

この映画はすごくアップのショットが多いので、
國村隼さんや余貴美子さんの顔力が心に残りました…!
あとやっぱ、これだけアップが多いと主役の役者さんが、一重なのか二重なのか並行二重か奥二重なのかでも雰囲気がきっと変わると思うんです。
そういった意味では、この映画をどこかクールな感じに仕上げてる一端は、長谷川博己さんのすっきりした一重まぶたとえぐみの少ない顔立ちも関係してる!と、私は思います。

あとはこう、米国の植民地ガーとか傀儡ガーとか先の大戦の教訓ガーとか…大人の中2病っぽくて好きです。

石原さとみは、あのキャラは結構ギリギリだと思うんですけど、そのギリギリをうまく渡り切ったと思います。
ZARAどこ?!って言ってたけど、ちょうどZARAの入ってるSCで見たのでめちゃ笑いましたw
会議のシーンで最初にエヴァの音楽がかかるシーンでは、映画館に苦笑がこぼれて、心が一つになったのを感じました…。シンゴジは人類補完計画だったよ。。。!

海月姫

 

海月姫

海月姫

 

 さいきんhuluで見れるようになったのでさっそく!

能年ちゃんは、すっぴんぐちゃぐちゃヘアーでも可愛くて

菅田将暉くんは、姉御肌の女子みたいにかっこよくて

片瀬那奈さんのコメディエンヌぶりは面白くてでもすごく綺麗で!!!

 

あとはもう、天水館のセットが素晴らしくて

照明効果も最高に美しくて

ノスタルジーとぐちゃぐちゃ感の入り混じった最高の空間演出が素晴らしかったです。

あのキャストとあの絵作りで、大勝利確定!!!!!!

だと思ったけど、3次元のオタクを2次元に戯画化してもう一回3次元に連れてくるときつい……!!!

 

ドレス作成が始まるころには気にならなくなって

お話もドライブかかっていくんだけど

序盤~集会にのりこめーー!あたりのオタク勢はオタクゆえの変な行為っていうか

奇行だよ!!!!

もしかしてオタクじゃない人から見ると、オタクってああいう風に見えてるの?!

私も?!コワイ!!!!

 

でも、もっと月海と蔵ノ介の微妙な距離感というか

ベタベタしない感じの仲良し感や

天水館のメンツと蔵ノ介が仲良くなってわいわいしてる感じ!!!!

文化祭の準備してるみたいですごく幸せな空間だった!!!!

 

原作はまだ未読なんですが、原作読みたくなるような映画でしたー。

ミルク・マネー

ハーレイ・オスメント君似の主人公が友達と一緒に都会に行って

ちょっと危ない目にあって

ちょっとエッチな目にあって

いろいろあって大人になる……ってだけの、シンプルなお話なんですけど

 

娼婦役のメラニー・グリフィスがすごくかわいくて

なんとなく許せてしまうという……!

足が細くてまっすぐでずっと見ていたい……!

最後はやっぱり堅気になってセクシーじゃないドレスで暮らしていくみたいなんだけど

せっかく美人で足がきれいな女性だったら、ミニスカートで暮らしても

いいんじゃって思うんですけど、時代の違いなのかなぁ…。(映画は1994年公開)

 

ハリウッド映画だとこういう聖なる娼婦ネタって結構あるような気がするんですけど

ヨーロッパ映画だと、なんかひどい目にあわされてバッドエンドのままエンディングを迎えるって印象が強いです…。

この映画のエンディングは「そんな馬鹿なベタベタありなの?!」って

思わなくもないけど、こういう優しい終わり方、たまには良いかもって思いました。

 

 

川泉ポメ

 

ミルク マネー

ミルク マネー