川泉ポメ@映画感想日記

川泉ポメの日記。映画や本の感想を描く用のブログ

マーガレット・サッチャー見ました

 これも録画で。

でもCM多すぎて……DVDで見ればよかったです。

 

サッチャー元首相が鉄の女と呼ばれていたことは知ってたけど

英語で書くと

IRON LADYで

IRON MAIDENとかけてるということに気がついてわっほい!

 

お話は夫と出会った頃の若い時の彼女と

首相をしていた時の彼女と

現在の彼女と

痴呆の幻覚とが入れ代わり立ち代わり現れて

悪夢の混じったどろっとした甘いミックスジュースを飲むような感覚でした。

私は面白く感じました。

 

川泉ポメ

 

ビフォア・サンセット

録画でビフォア・サンセットを見ました。 

 

同じ「内容のない・とりとめのない会話」でも若いカップルのそれとアラサーのそれとは違う……。

結婚したいわけじゃないけど、どうして好きな人から「結婚相手」としては見られないの?って辺りからどーんと重くなってきて

見るのが結構つらかったです。

 

川泉ポメ

ビフォア・サンセット [DVD]

ビフォア・サンセット [DVD]

 

 

恋人までの距離

恋人までの距離を録画で見ました。

 

ジュリー・デルピーはどの作品で見てもこんな感じでかわいいけど

この作品のイーサン・ホークはすごいかっこいい。

 

20年近く前の作品だけど

恋愛の痛々しい感じとか若い子が虚勢はってる感じとか

リアルタイムだときっと楽しく見れなかった気がする。

 

最後に2人が過ごした場所を短く映して終わるシーンにすごくきゅーんとしました。

もう過ぎ去って、二度と会えないのかな……と思わせる演出うまいなぁ。

 

このあと、8年ごとに新作が出るんですけど!

 

続編もツタヤで借りて見ようかな。

 

川泉ポメ

ネグレクト~真奈ちゃんはなぜ死んだか~

 

ネグレクト―育児放棄 真奈ちゃんはなぜ死んだか (小学館文庫)

ネグレクト―育児放棄 真奈ちゃんはなぜ死んだか (小学館文庫)

 

 

 

ネグレクト~真奈ちゃんはなぜ死んだか~をちょっと前に読みました。

 

児童虐待とか幼児虐待とかいうニュースを見ても、子供のいない自分にとってはいまいち遠く感じてしまっていたのだけれど

 

若い母親が子供に与えていたという菓子パンの商品名とか

若い父親がすべてを放棄して没頭していたというゲームタイトルとか

その若い夫婦に何十万もする商品を何度も売りつけてた訪問業者などの描写を読むと

本当に生活の延長としてそれは起きたのだと感じました。

 

それと その母親の母親は 若い時に漫画同人誌のサークルをやっていて日本各地に同人誌の友達がいて……という話を読んだときには本当にびっくりして絶望的ななにかを感じました。

なんとなくそういう事件はDQN的な世界で起きていてオタクである自分とは距離の或ることのように思っていたのだけれど、そうではないんだなぁと。

 

******

 

作者は「ゲームの中では仲間と友情や愛情を育んでいたのに現実では……」と何度か書いてるんですけど、ゲーオタ的にはなんだか違っていて

毎日毎日プレイしてるとゲーム内の友情も愛情もゲームをクリアする・スコアを伸ばすためぽちぽちするだけのただの文字列でしかないというか……。

ガチで取り組めば取り組むほどに作業になってくと思うのです。

 

だからこそ何にも考えないでのめりこめて、逃避の対象としては最高なのだと思います。

 

川泉ポメ

シャンプー

 主題は多分、あっちとハメハメこっちとハメハメ(違う)。

 

 

時代背景があるとはいえ、主人公が美容師として適当すぎて気になる。

自分の股に客の頭を突っ込んでドライヤーをかけるとか?????

 

しかし、19歳のゴールディー・ホーンが大変可愛い。

ゴールディー・ホーンは年をとっても可愛いけど、若い時はもっと可愛い。

 

主人公のあっちでもこっちでもで加減に嫌気がさすけど、嫌気に見合うだけのオチがあってすっきりした。

 

川泉ポメ

愛すれど哀しく見たなう

 

 

愛すれど哀しく [DVD]

愛すれど哀しく [DVD]

 

 

スカパーの無料放送を録画してたのを見た。

 

映画が始まって大好きな恋人と結婚して相手から俺は働かないから街に立って稼いで来いと言われれて客を取るまでだいたい10分弱。

スピード展開すぎてびっくり。

かと思うと、「あんたも働いて」ビンタ「愛してるんだよ、そのためには金が要るんだよ」を延々と何回も見せられてうんざり。

 

でも主演のオッタヴィア・ピッコロが死ぬほど可愛いので見れちゃう。 あとおっぱいがきれい。

 

1971年のイタリア映画だけど妙にロートレックの書いた娼婦と姿が似てるなーと思っていたら、フランスの小説が原作らしい。

 

ミニシアターじゃないアメリカ映画は脚本に決まった型があるのである意味予想を付けやすいんだけど(びっくりエンドでも)、ヨーロッパの映画はそういう縛りがゆるいのでお話がどこに転がっていくのかわかんなくて不安になる……けど、お話というのは元来そういうものなのかなって思ったりもする。

 

川泉ポメ

プロデューサーズみたよ

 

 

プロデューサーズ見たので感想。

 

オープニングからミッドセンチュリーのモダンな衣装がたくさんで楽しい。

お話はスラップスティックに進んで、歌あり踊りありエロあり毒あり。

ダンスや歌唱シーンは序盤の方が面白くて

 

主人公がオフィスで歌うみじめの歌

男3人が鳥小屋の前で歌うヒトラーをたたえる歌

おばあさんが歩行器で踊る群舞 この辺りが好き。

 

劇中劇のヒトラーの春では、ナチスの制服を着てラインダンスとか

ソーセージやプレッツェルを頭に載せた踊り子の衣装が最悪可愛い。

ユマ・サーマンはこういうアホっぽいキャラでもお利口に見えてしまう。

お話の設定的には20歳くらいの子なのに無理があるとは思うけど

ユマ・サーマンじゃないと集客できないから仕方ない;

 

お話はなんだか尻つぼみ。

お話の前半にいろいろ詰め込まれてるわりに、後半はみどろが少なくてなんだこれ感ある。

 

けど どんちきどんちき楽しい映画だった!

 

アメリカのミュージカルは素敵だとセルマも言ってたけど同感する。

 

川泉ポメ