川泉ポメ@映画感想日記

川泉ポメの日記。映画や本の感想を描く用のブログ

野火

 

野火 [DVD]

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huluで野火を見ました。
友人から「体調がいい時に見た方がいいよ」というアドバイスをいただいていたのですけど
噂通りのグロさ全開でやっぱりちょっときつかったです。

原作は高校生の時に読んだと思うんですけど
過酷な戦地で猿肉といつわって人肉を食べる話くらいにしか覚えてなかった…

映画の感想的には
泣き虫で上官にこびへつらってるような、一番若い、ちょっと幼い感じの後輩が
血で血を洗うような状況に順応して、どんどん倫理が壊れてくのを見るのはつらい…
リアルでも小さい子が汚い言葉を使ったり虫を殺したりするのを見るのって心が痛むじゃないですか?
あれの延長線上にある感じでした。

でも戦争映画と言って想像されるようなメッセージ色は薄くて
自省の言葉もなければ演説大会もない、ただ人肉バーベキューと芋の奪い合いと自軍同士での殺し合いが延々と続いて
うんざりするとおもいきや、これが結構エンタメ感強くて楽しく見れちゃうんです…
グロい!でもみちゃう!…戦争映画の感想でこれだと怒られそうですけど…。
あえて感想を言うと戦争は嫌だー…ですかね…
グロいの平気な人はぜひおすすめ。見てよかった!

ビッグ・アイズ

 

ビッグ・アイズ [DVD]

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 町山智弘さんが以前にラジオでおすすめしてたのでhuluで見ました。

アメリカって日本から見ると女性の権利という面では進んだ国なのかなって思ってたけど、女性が描いた絵が軽く見られたり、脅して絵を描かせたなんていうのがリアルにあったなんてびびる…

この映画もTINAとにていて

 

TINA ティナ [DVD]

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 横暴な夫の元から逃げる妻が新興宗教の力を借りるんですが

頼る相手のない人間がすがる対象はやっぱり宗教しかないのかなって感じました。

自分が最高にしんどかった時期に「もう宗教に頼るしかないのでは…?」って思って、家に不況に来た宗教の人の人から冊子を買って読んでみたことあるんですけど

何ページか読んでみて「無理」って思ってぽいってしました。

でも、ああいう冊子売りに来る人の眼はなんだかキラキラしているように見えるんですけど、あのキラキラは何なんでしょうか…

スペル

 

スペル [Blu-ray]

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ふつうこういうタイプの映画って

「主人公の妄想なの?!それとも本当におこってることなの?!」っていう

心理的な駆け引きが見どころだったりすると思うんですけど

この映画どちらかというと生理的な不快感を観客に楽しんでもらう感じの映画でした。

 

悪魔とか見えない力とかよりも 

知らないおばあさんの体液とかいろんな虫とかが体に入ってくる描写がきついです…

 

ぐろぐろなところもありつつ、ところどころにギャグシーンが挟み込まれるので

楽しく見れました。

でも食事の前に見るのはやめた方がいいかもしれない…

あと、子猫が出てくるので猫好きな人は見ない方がいいかもしれないです

ヤング≒アダルト

 

ヤング≒アダルト [DVD]

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 HULUで見ました!

ネタバレで申し訳ないんですけど

 

自分との間の子を流産して体を壊した元カノに

「赤ちゃんが生まれました(((o(*゚▽゚*)o)))」

なんてメールを送る元カレはサイコパスなの?!

それとも、元カノが自分の子供を流産してたのを忘れてたの?!

 

っていうのがデカすぎてそれ以外の感想が薄味になってしまいました。

主人公はめちゃ可愛い犬も飼ってるし十分勝ち組ですよ

「美女と野獣」2D吹き替え版

 

美女と野獣 オリジナル・サウンドトラック - デラックス・エディション-<英語版[2CD]>

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美女と野獣」2D吹き替え版見てきました。

まずはメイクやヘアメイクがすごく素敵で…
メイクといえばおしろいにアイシャドウに赤い口紅…ってところを
70年代のグラムロック風のメイクにしたのが「これは現代風のおとぎ話です!!!!」って説明する効果もあって素晴らしかった。
衣装も色味は押さえ気味で、ベルのドレスは山吹色でキラキラしてた…✨

最初の家具たちによるミュージカルシーンがハリウッドゴージャスなミュージカルオマージュな構図や振り付けで楽しい&楽しい!

お話は継子いじめの下りをばっさりカットしたのは、ステップアップファミリーをおもんばかってでしょうか?
毎回継母ばっかりいじわるなの飽き飽きなので、すっきりしてよかったかもしれない…

見終わった後はガストン!君は本当に馬鹿だなー!という思いでいっぱいです。

見た目も良くて軍歴も恵まれてル・フゥにも慕われて…
ベルに振られた時に「そっかー残念!(モノローグ・死ねクソ女!)」で終わっていれば
それなりに幸せに暮らせたものを…
ガストンほんとに馬鹿だなーーーーーーー!!!

作中でもふれられてるようにガストンは「戦争が終わってからつまらない」って感じていて
そして、映画のクライマックスのあの戦争シーンでのガストンの輝き…!
戦場に最適化してしまった人なのかなって思うと可愛そうでもあり、自業自得でもあり…。
ガストンを主役にしてお話を作ったら、ベトナムイラクからの帰還兵が平和な家庭に適合できなくて苦しむ現代的なお話になるのかなって思います。

村人たち結構いじわるっぽかったけど、あの後平和に暮らせるのかなぁ…

マグニフィセント・セブン見た

 

 荒野の7人も七人の侍も見ていないです…なかなかテレビでやらないし……

西部劇っぽいものも、ぱっと名前を言えるものは許されざるものとクイック&デッドくらい…

そんな不勉強な自分ですけど、ツイッターでよさげーって宣伝されてほいほいしてきました!ちょろい!

 

これも平日昼間の最終週にみたんですけど、9割埋まってました。

10代の人は全然で、20~40代くらいの男性と、40~50代くらいの女性と…なるほど…っていう感じでした。

 

お話はイケメンがいっぱい出てきてドンパチドンパチたーのしーって感じなんですけど

ストーリー展開の早さ、キャラをあまり掘り下げないでさらっとみせるところ、男女の距離があんまり近くない感じ、そして男性キャラ同士の関係性推し……

今風でストレスなく、飽きるところもなく見れてすごく勉強になりました。

すごく二次創作向きっていうか、腐女子が好きな匂いがするくんくん…!って思って検索したらみんなもぐもぐしてました。わかる!

そういう訳でビリーとグッドナイトさんのバディ感さいこうでした!

沈黙‐サイレンス‐

 

沈黙 (新潮文庫)

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 沈黙見てきましたー!

シネコンの小さいホールで平日昼間だったけど、ほぼ満席でした。

年配の人も多かったんですけど、途中でおばあさんが倒れてしまって付き添いの人と退席していきました…

 

原作は読んだことなくて、小さい頃に邦画の方をテレビで見たんですけど

当時は拷問怖い!やばい!くらいの感想しかなかったんですが

今回は…本当に不謹慎な感想であれなんですけど

アイドルとか、オタクコンテンツとかもこういう宗教に近いのかなーってちょっと思いました。

私、秋月律子さんめちゃめちゃ大好きですけど、踏み絵にされたらきっと踏んじゃうな…とか

そんなことを考えながら見ていました。

 

町山智弘さんがイッセー尾形さんの演技を激推ししてたんですけど、カリカチュアの度合いが大きくて私はちょっと苦手だったかもしれません。演技が舞台寄りすぎるように感じました。

キチジロー役の窪塚さんはめちゃめちゃキュートでした。

何度も裏切り、何度も告解を求めて、何度も言い訳をして……それでも同情や共感を呼ぶ憎めなさは素晴らしかったです。

あと、どうでもいいけどフェレイラ神父のニーアム・ニーソン強そう過ぎないですか?!?!?!見る前から強そうすぎだろって思ったけど、やっぱり強そう過ぎたよ!

 

映画全体的にはまとまってると思うけど、神道っぽい音楽が中盤かかるんだけど…

江戸期の武士と神道はいまいちこう食い合わせがよくない気がします…

ロケは台湾だったらしいけど、でも、日本で撮って欲しかった……!!!

 

でもエンディングの曲が虫の音だけっていうのは素敵な演出だった…

物を言うのは虫だけってことでしょ?