こちらはアマプラで見ました。
ノーランの作品はだいたい好きだけど
これはきっと好き嫌いが分かれる作品だろうなって感じました。
もちろん日本人としては
原爆実験成功イェーイのシーンはどんよりとするんですが
会議?詰問?のシーンがとにかくしんどくて…
長い・わかりにくい・動きがない…
ノーラン作品、年々カタルシスを排除する方向に向かってる気がするんだけど
今回は作品の特質上仕方なかったのかなあ…
キリアン・マーフィーの目が落ちくぼみ頬のこけたガイコツみたいな風貌は
顔だけでこの陰鬱な映画を引っ張りますねー
あと作中で出てくる"京都は新婚旅行で行ったけど
風光明媚でよかったので候補から除外した"っていうの頭きますねー
そこに思い入れのある人には
広島だって長崎だってビキニ環礁だってロスアラモスだって大事な場所なのにむかつく。
それはそれとして原爆実験やってすりガラスで目玉を守るだけっていうのもビビる…
放射線の害をわかってないまま実用しちゃったんね
こわいです
ところでオッペンハイマーが親しい人から
”オッピー”って呼ばれてるのシビル・ウォーの赤グラサンくらいの感じで茶化せそうなんだけど
作品のテーマが重いので茶化せない…